高齢運転者の増加を考慮した安全・安心なモビリティ実現を目指した研究
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28 ター、インプレッサ、ジェイドにおいてADASあり/なしの2変数間に有意差があった。ADASの搭載によって、追突の構成割合が低くなり、出会い頭の構成割合が高くなっていることがわかる。また、高齢層においては際立った傾向はみられないことがわかる。 ※Fisher’s exact test ***:p<0.01, **:p<0.05, *:p<0.1 図 3-8 事故類型車両相互での交通事故の傾向(全体) 図 3-9 事故類型車両相互での交通事故の傾向(第一当事者高齢:65歳以上) (6) 事故類型人対車両での交通事故の傾向 図3-10、3-11にADAS有無による事故類型人対車両での交通事故の傾向について全体と高齢層の別に示す。フィッシャーの正確確率検定を実施したところ、全体、高齢層いずれ車種においてもADASあり/なしの2変数間で有意に差があるとはいえなかった。これらの0%20%40%60%80%100%ADASあり(N=437)ADASなし(N=51)ADASあり(N=156)ADASなし(N=31)ADASあり(N=1006)ADASなし(N=49)ADASあり(N=56)ADASなし(N=6)ADASあり(N=730)ADASなし(N=561)フォレスター***インプレッサ***ヴェゼルジェイド***ハスラー正面衝突追突出会い頭右折時左折時その他0%20%40%60%80%100%ADASあり(N=50)ADASなし(N=5)ADASあり(N=27)ADASなし(N=2)ADASあり(N=81)ADASなし(N=3)ADASあり(N=9)ADASなし(N=1)ADASあり(N=63)ADASなし(N=70)フォレスターインプレッサヴェゼルジェイドハスラー正面衝突追突出会い頭右折時左折時その他

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