交通事故数予測モデルを踏まえた愛知県「三位一体」対策の提言
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7-17 ※横断歩道の設置基準 ※最大サイクル長の考え方 ※ 二段階横断 交通島の設置により、横断距離が短くなるとともに、安全確認(片側車線のみで可)が容易になることで歩行者の乱横断による事故を抑制する。 過大なサイクル長は遅れを増大させるだけでなく、運転者や歩行者による信号待ち時間が長くなることで、利用者のこうした心理的影響の面からも好ましくない。(中略)現実的にはサイクル長は最大120秒程度とするのがのぞましい。交通工学研究会「改訂交通信号の手引」p.47平面交差のサービス水準とは、その交差点を通過する人々が受けるサービスの質の程度を表すものであって、通過所要時間、遅れ時間、停止時間、停止回数あるいは停止率、イライラの程度などによって表すことができる(中略)平面交差のサービス水準として(中略)ここでは、平面交差点の混雑の程度を総合的に表す量として信号サイクル長を用いることとしている(中略)計画水準(新設、改良の際の水準)として用いる場合は、計画水準3は新設の計画設計に際しては原則として用いないものとし、計画水準2は都市部幹線道路相互の平面交差のみに適用し、それ以外は計画水準1を適用する交通工学研究会「改訂平面交差の計画と設計基礎編第3版」p.7サービス水準信号サイクル長(秒)170以下270~1003100以上

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