交通事故数予測モデルを踏まえた愛知県「三位一体」対策の提言
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7-2 ※ 事故対策チェックシート 科学的知見をベースに道路形状や事故類型等の観点から網羅的に検討されている「交差点事故対策の手引き(交通工学研究会)」及び「交通事故対策事例集(国土技術政策総合研究所)」を使用 7-1-2.対策立案までの流れ 現地調査箇所の特徴を「構造的要因」、「交通環境的要因」、「交通流的要因」から整理し、交通事故原因の考察を通じて対策を提案する。具体的には以下のとおり。 (1)現地調査箇所の特徴の整理 現地調査箇所の特徴を事故対策チェックシートを参考に以下の視点で整理 a)構造的要因:幅員、線形、勾配、路面状態など b)交通環境的要因:横断歩道、植栽、沿道施設、標識、信号制御、規制など c)交通流的要因:交通量、走行速度など (2)交通事故原因の考察 現地調査箇所の特徴からみた交通事故原因について考察 (3)原因を踏まえた対策提案 上記の原因を踏まえた対策案を道路管理者別の視点から提案 7-1-3.調査地点・日時 調査は以下のようなスケジュールで実施した。 交差点事故対策の手引き(交通工学研究会)交通事故対策事例集(国土技術政策総合研究所)効果的な事故分析・対策立案のための適切なマニュアル整備に資するため、ITARDAと交通工学研究会とのマニュアル作成共同研究会での検討成果を基礎にまとめたもの道路特性と事故類型を踏まえた事故要因の抽出を行い、それぞれの事故要因に対応する対策一覧表を用いて対策立案を支援主に交差点部の対策チェックに活用主に単路部の対策チェックに活用出典:http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0165.htm

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