交通事故数予測モデルを踏まえた愛知県「三位一体」対策の提言
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3-6策のヒントを導出した。結果は以下の通りである。 (1)各指標と死亡事故の相関分析 ○特に以下の指標で人口当たり死亡事故件数と相関が高い 自動車分担率、免許保有率、高齢者免許保有率 (2)モデルの構築 ○特に以下の指標が大きいと死亡事故件数が増加 自動車分担率、高齢者免許保有率、ウインカーを出さない車が多い割合、思いやりを意識していない割合、一時停止違反構成比、高齢化率 (3)愛知県と類似する地域における比較 ○死亡事故件数と関係性の深い指標のほとんどで愛知県は類似する都府県より値が高い 以上より、愛知県においては、上記の指標に着眼した対策を検討することが死亡事故件数の削減において重要であることが明示された。

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