豊田市TDM施策を評価する簡便な指標の研究
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8 4.TDM施策の評価指標としての適正評価手順4-1.適正評価の考え方ハード対策に比べ効果が小さく、期間が1日から1ヶ月と限定的なTDM施策による道路交通状況の変動を評価するには、平休日、時刻、天候、主要企業休日などの外部要因変化による変動量を定量化しTDM施策による正味の変動量を算出する必要がある。例えば、TDM施策を実施した期間の天候が異なった場合、天候変化による変動量を加減することによりTDM施策による正味の変動量を算出する必要がある。おいでんバスのプローブデータから算出した区間所要時間がTDM施策による道路交通状況の変動量を評価する指標として適正か否かを次のステップで評価する。(1)評価区間の選定 おいでんバス路線の中からバス停停車・乗降の影響を受けず渋滞が頻繁に発 生する区間を選出する。(2)外部要因変化による変動の確認 平休日、時刻、天候、主要企業休日などの変化により区間所要時間が1日毎に変動することを確認する。(3)外部要因変化による変動量の定量化平休日、時刻、天候、主要企業休日などの変化による区間所要時間の変動量 の定量化を検討する。
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