乳幼児を伴う路線バス利用の際の障壁に関する研究

25/44

23 （4）外出先でのベビーカー貸し出し 外出先でベビーカーの貸し出しが利⽤でき、ベビーカーなしで⼦供とバスで出かけられるようにするべきかどうかについて3段階で回答してもらった結果を図 3-33に⽰す。重視すべきとの回答割合はどの属性でも概ね4割弱であり、属性による差異は⾒られない。 図 3-33 外出先でのベビーカー貸し出しの重要性 （5）ベビーカー優先スペースの設置 バス⾞内に⼦連れ客やベビーカー利⽤者が優先的に利⽤できる座席やスペースを設けることについて3段階で回答してもらった結果を図 3-34に⽰す。いずれの属性においても重視すべきとの回答割合は4割程度となっているが、⼦育て世代に限ってみると、利⽤頻度が低くなるほど、重視すべきとの回答割合が増加している。 図 3-34 ベビーカー優先スペースの設置の重要性 0%20%40%60%80%100%バス⾼頻度利⽤層(N=37)バス低頻度利⽤層(N=120)バス⾮利⽤層(N=173)バス⾼頻度利⽤層(N=85)バス低頻度利⽤層(N=247)⼦育て⼀般重視すべきやや重視すべき重視しなくて良い0%20%40%60%80%100%バス⾼頻度利⽤層(N=37)バス低頻度利⽤層(N=120)バス⾮利⽤層(N=173)バス⾼頻度利⽤層(N=85)バス低頻度利⽤層(N=247)⼦育て⼀般重視すべきやや重視すべき重視しなくて良い