多様なモビリティ共存による低炭素交通の実現~ 次世代自動車の普及施策とその効果に関する検討 ~
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102-4.地域別のHV保有状況 2-4-1.都道府県別HV保有状況 図 2-5に、2016年3月末時点の乗用車の都道府県別HV保有状況を示す。乗用車の分母には軽乗用車を含む。都道府県別のHV保有率は、最も低い沖縄県の5.9%から、最も高い愛知県の12.9%まで、7ポイントの違いがみられた。愛知県は、乗用車保有台数も最も多いことから、次世代自動車の普及を牽引しているといえる。 2-4-2.愛知県内市区町村別のHV保有状況 図 2-6に、2016年3月末時点の乗用車の愛知県内市区町村別HV保有状況を示す。乗用車の分母には軽乗用車を含む。愛知県内市区町村別のHV保有率は、最も低い豊根村の7.1%から、最も高い名古屋市中区の25.9%まで、16.9ポイントという大きな違いがみられた。 豊田市のHV保有率は15.7%で、名古屋市中区、東区、昭和区、千種区、中村区、名東区、飛島村、みよし市、名古屋市熱田区、瑞穂区に次ぐ11番目であった。HV保有率の高い他の地域に比べて、軽乗用車の保有割合が高いという特徴があり、軽乗用車を分母に含まないHV保有率では、名古屋市中区、東区、みよし市、飛島村に次ぐ5番目の高さとなる。

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