多様なモビリティ共存による低炭素交通の実現~ 次世代自動車の普及施策とその効果に関する検討 ~
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82-2.運輸部門のCO2排出量とその内訳 図 2-2の(a)に、日本の部門別CO2排出量を、(b)に、運輸部門の輸送機関別内訳を示す。平成26年度の運輸部門のCO2排出量は、日本全体の約17%を占めており、運輸部門の内訳をみると、自家用乗用車が47%と大きな割合を占める。営業用乗用車であるタクシーは2%であることから、運輸部門CO2排出量の約半分を本研究で対象とする乗用車が占めており、自家用と営業用の貨物車(トラック)を合わせて35%であるのに比べても、大きな割合となっている。 (a) 日本の部門別CO2排出量 自家用乗用車47%営業用貨物車18%自家用貨物車17%船舶5%航空機5%鉄道4%バス2%タクシー2% (b) 運輸部門の輸送機関別内訳 図 2-2 運輸部門のCO2排出量とその内訳9)

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