自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
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78(3)クラスター分析の結果(自動運転に対する態度による分類) 自動運転に対する態度の指標を用いて回答者をいくつかのグループに分類するため、前節の因子分析の結果抽出された7因子の因子得点を用いて、クラスター分析を実施した。 クラスター分析は、k-mean法により行った。クラスター分析の結果、被験者を6個のクラスターに分類できた。6個のクラスターが適切に分類されているかを確認するために分散分析を行った結果、いずれの因子とも平均値にクラスター間で有意な差が確認できた。 クラスターごとに因子得点等を算出し、それぞれの特徴を考察する(表 6-4)。 第1クラスター(C1)は、心配因子が大きいが利用場面因子や期待因子も大きいことから、心配有・積極利用群とする。第2クラスター(C2)は、技術認知因子が最も大きく、利用場面因子も比較的大きいことから、技術認知・積極利用群とする。第3クラスター(C3)は、期待因子が最も大きく関心因子が大きいものの、利用場面因子が最も小さいことから、関心期待有・非利用群とする。第4クラスター(C4)は、関心因子が最も大きいものの技術認識因子が小さいことから、関心有・非認知群とする。第5クラスター(C5)は、関心因子、利用場面因子、技術知識因子などがいずれも小さいことから、無関心群とする。最後に第6クラスター(C6)は、期待因子や関心因子が小さく、心配因子が大きいことから、普及反対群とする。 表 6-4 各クラスターの因子負荷量およびクラスター別の高齢者数構成比 サンプル数期待する効果因子利用場面因子関心因子心配因子技術認知因子年齢職業因子運転不得意因子高齢者の構成比C12090.5951.1100.0000.602-0.1540.3550.1250.101C2239-0.2590.4260.343-0.5800.8760.170-0.1890.161C32310.857-0.8560.4250.2980.275-0.120-0.0080.230C4274-0.4530.0160.718-0.054-0.576-0.2810.1570.273C5143-0.227-0.150-1.176-0.998-0.7110.0310.1740.099C6154-0.674-0.772-1.3540.6600.122-0.094-0.3060.136全体1,2500.0000.0000.0000.0000.0000.0000.0001.000

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