自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
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58(6)自動走行に対する不安と賛否意識 自動走行に対する不安別の賛否意識をみると、各不安の項目において「全く心配していない」人で自動走行の実現に「とても賛成する」人の割合が多い傾向にあるのと同時に、「どちらかというと賛成しない」や「全く賛成しない」人の割合も多いのが特徴である。 自動走行に対する期待の意識の違いによる賛成意識の差ほど、明確な傾向はみられない。 自動走行に対する期待の意識と、自動走行に対する不安の意識の違いによる自動走行の実現に対する賛否意識の違いから考えると、自動走行の実現に対する賛同を得るには、不安を減らすことも必要であるが、それよりも期待を抱いてもらえるようなアピールをしていくことが重要であると言える。 (n)(1480)全体とてもあてはまる18.9どちらかというとあてはまる34.8どちらでもない27.6どちらかというとあてはまらない12.4全くあてはまらない6.4 とても心配である(682)やや心配である(690)あまり心配ではない(86)全く心配していない(22)とても心配である(705)やや心配である(680)あまり心配ではない(76)全く心配していない(19)とても心配である(598)やや心配である(731)あまり心配ではない(125)全く心配していない(26)とても心配である(596)やや心配である(720)あまり心配ではない(139)全く心配していない(25)とても心配である(665)やや心配である(632)あまり心配ではない(153)全く心配していない(30)とても心配である(350)やや心配である(676)あまり心配ではない(376)全く心配していない(78)Q29.4運転技能の低下Q29.5自動車価格高騰Q29.6雇用喪失Q29.1故障等による事故発生Q29.2責任の所在不明確Q29.3規範意識の低下20.416.722.127.319.916.231.626.318.716.828.034.620.115.827.328.024.712.718.323.324.614.318.633.329.940.733.74.530.840.326.321.128.140.239.215.426.041.838.820.032.837.834.020.026.038.338.824.425.429.430.227.324.530.431.621.125.830.123.219.224.830.723.724.022.333.528.116.723.132.126.115.414.210.711.613.614.811.06.615.910.88.016.910.07.912.812.213.16.715.411.712.26.410.12.52.327.310.12.13.931.611.52.130.812.12.228.07.53.86.533.310.93.64.320.5 図 4-35 自動走行が実現した社会に対する賛否意識×自動走行に対する不安 ※やや心配である:どちらかというと心配する、あまり心配ではない:どちらかというと心配しない
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