自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
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52(2)先進的な自動車や製品に対する認識 自動走行の仕組みをよく知っている人は約32%である。また、AEBSの仕組みをよく知っている人は約42%である。そして、ADASに交通事故を抑制する効果があることを知っている人は約72%存在し、スバルのアイサイト搭載車の追突事故の減少率についての発表をみたことがある人は約半数を占める。こうした知識を持っていることが、自動走行の実現に対する意識に影響していることも考えられる。 はい32.376.060.141.671.749.8いいえ67.724.039.958.428.350.21.自動運転の仕組みをよく知っている(n=1480)2.自動車の車種やオプション(装備)は、自分で選択する(n=1480)3.スマートフォンやタブレットを利用している(n=1480)4.衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の仕組みをよく知っている(n=1480)5.衝突被害軽減ブレーキなどの先進運転支援システムに交通事故を抑制する効果があることは知っている(n=1480)6.アイサイト搭載車は、非搭載車に比べて追突事故率が84%減少したという発表を見たことがある(n=1480) 図 4-26 先進的な自動車や製品に対する認識 (3)自動走行について関心のあること 最も関心があると回答した割合が大きいのは安全性(約82%)であり、次いで車両購入費用や利用料金(約75%)、保険(約73%)、利便性(約72%)の順に大きい。 関心がある72.481.661.970.573.174.922.1関心がない27.618.438.129.526.925.177.91.自動運転の利便性(n=1480)2.自動運転の安全性(n=1480)3.自動運転の環境への影響(n=1480)4.自動運転に関係する法律(n=1480)5.自動運転に関係する保険(n=1480)6.自動運転車両の購入費用や利用時の料金(n=1480)7.その他:(n=696) 図 4-27 自動走行について関心のあること

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