自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
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41危険運転度の各質問項目の回答は以下のとおりである。 6年以上前から感じることがあった6.313.42.22.45.12.84.72.63.9この5年間くらいで感じるようになった19.622.137.530.136.118.641.415.912.125.5あまり感じることはない74.164.560.367.658.879.955.979.485.370.61.標識を見落とすことがある(n=1480)2.バックが苦手と感じる(n=1480)3.反応が遅くなった(n=1480)4.視野が狭くなったと感じる(n=1480)5.対向車のランプが以前よりまぶしく感じる(n=1480)6.判断や操作を誤るようになった(n=1480)7.物忘れが多くなった(n=1480)8.クルマの運転がおっくうである(n=1480)9.他の車のスピードについていけない(n=1480)10.長く運転できなくなった(n=1480) 図 4-11 危険運転度の回答結果 (3)補償運転度 危険運転度と同じく、高齢ドライバーのための安全運転ワークブック(企業開発センター交通問題研究室 日本交通心理学会監修)で提案されている補償運転度を計測するための15の質問項目をもとに、回答者への負担や調査の効率性を考慮して選択した10個の質問を行い、各質問に該当(「6年以上前から感じることがあった」「この5年間くらいで感じるようになった」)する項目の数をもって評価する。 具体的には次の10個の質問を行い、該当する項目の数を用いて評価を行うこととした。 1. 余裕を持った運転計画を立てる 2. 体調を整えてから運転する 3. 夜間の運転を控える 4. 長距離の運転を控える 5. 雨の日の運転を控える 6. 制限速度を守って運転する 7. 後ろから車が来たら脇によけて先に行かせる 8. 狭い道で対向車が来たら停止して待つ 9. わき見をしないで運転する 10. イライラしたり、あせったりせずに運転する

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