自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
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324.ADASや自動運転に関するアンケート調査 4-1.アンケート調査の企画 4-1-1.質問項目の検討 (1)アンケートで把握したいこと ADASや自動運転に対する意識を把握するためのアンケート調査の企画について述べる。なお、本調査は都道府県別の住民の交通安全に対する意識を把握する調査と一体的に行った。ここでは、本研究の目的に関係する質問項目についてのみ述べる。 まず、アンケート調査からADASに関係して把握したいこととしては、次の3点が挙げられる。すなわち、 ①ADAS導入による交通事故削減効果 ②ADASの動作に対する認識 ③ADASの導入意向・利用意向 である。 そして、自動運転に関係して把握したいこととしては、 ④自動運転に対する意識や認識 が挙げられる。 (2)把握したいことに関係すると考える項目 これらの把握したいことに関係すると考えられる項目として、次のような内容を取り入れる。 • 個人属性:居住地、利用車種、年齢、自動車利用頻度、性別、職業、自動車利用目的、世帯構成、自動車購入時の決定者、過去の交通違反や交通事故経験、運転に対する意識、年収、身体的能力、危険運転、補償運転、性格、交通ルールの認識、 • ADASに対する認識:事故抑制・被害軽減効果、認知・搭載の有無、ADASが役に立った(今後役に立つ)か、自動ブレーキで回避または被害軽減した(効果がありそうな)事故類型 • ADASの動作に対する認識、導入意向:動作時の違和感、安心感、導入意向、利用意向、支払意志額 • 自動運転に対する意識や認識:ADASの効果の認識、自動運転の利用シーン、自動運転実現への賛否、自動運転への期待、自動運転への関心、自動運転への心配、自由記述

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