自動運転普及がもたらす都市交通への影響調査
28/99

25と、人口密度が低く年間運転距離が長い都市で自動運転車の利用意向が高いこと、金沢市や宇都宮市など公共交通の整備に力を入れている都市で自動運転車の利用意向が6割を超えていること、などを明らかにした。 そして、自動運転のように社会に実装される前における人々にとって未知の乗り物に対する受容性に関する研究がなされている。例えば、パーソナルモビリティと言われる一人乗りの搭乗型ロボットに対する意識について、パーソナルモビリティ試乗会の参加者への意識調査結果から、市民意識の把握(例えば西堀(2011)42))や、受容性に影響する要因の評価(例えば李(2012)43))の研究がなされている。魚住ら(2008)44)は、パーソナルモビリティに対する受容性や支払い意思額について明らかにしている。これらのように、まだ普及していない乗り物に対する受容性について様々な検討がなされてきた。 42) 西堀泰英,李昂,加知範康、河合正吉,安藤良輔:パーソナルモビリティに対する市民意識-パーソナルモビリティ見学者の視点から-,土木計画学研究発表会・講演集,Vol.43,2011.5. 43) 李昂,安藤良輔,西堀泰英,加知範康,加藤秀樹:立ち乗り型パーソナルモビリティの 受容性に関する研究,土木学会論文集D3 (土木計画学), Vol.68, No.5 (土木計画学研究・論文集第29巻), I_599-I_605, 2012. 44) 魚住明未,三輪富生,森川高行,山本俊行,河合菊子,西村良博:近未来型個別モビリティの受容性に関する基礎的研究,第38 回土木計画学研究・講演集,Vol.38,CD-ROM、2008.

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る