高齢者モビリティの選択要因と支援方策に関する研究
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37 2)注意配分・複数作業検査結果を用いた時速別の停止距離の試算 • 誤反応なし群では年齢階層別の停止距離の差が1m~2mであるのに対して、誤反応あり群では3m~8m程の差が生じる可能性がある。 • 誤反応あり群では、30km/h走行時においても停止距離が20mを超える可能性があり、80歳~84歳では時速40km以上で停止距離が30mをこえる。 表2-23 注意配分・複数作業検査 誤反応なし群の停止距離試算結果 n 30km/h走行時 40km/h 走行時 50km/h 走行時 驚愕反応 空走距離 停止 距離 驚愕反応 空走距離 停止 距離 驚愕反応 空走距離 停止 距離 ~74歳 168 11.6 16.7 15.5 24.5 19.4 33.5 75~79歳 60 12.3 17.4 16.4 25.4 20.6 34.7 80~84歳 30 12.5 17.6 16.6 25.6 20.8 34.9 85歳~ 8 12.6 17.7 16.8 25.8 21.0 35.1 総計・平均 266 11.9 17.4 15.9 25.4 19.9 34.5 表2-24 注意配分・複数作業検査 誤反応あり群の停止距離試算結果 n 30km/h走行時 40km/h 走行時 50km/h 走行時 驚愕反応 空走距離 停止 距離 驚愕反応 空走距離 停止 距離 驚愕反応 空走距離 停止 距離 ~74歳 35 13.2 18.3 17.6 26.6 22.0 36.1 75~79歳 18 13.3 18.4 17.7 26.7 22.2 36.3 80~84歳 12 17.7 22.8 23.6 32.6 29.5 43.6 85歳~ 2 14.6 19.7 19.4 28.4 24.3 38.4 総計・平均 67 14.1 19.8 18.8 28.6 23.4 38.6

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