高齢運転者の法令違反特性及び防止対策に関する考察
5/41

2 1-2.報告書の構成 本報告書は5章によって構成される。第1章の序論においては研究の背景と目的及び報告書の構成について述べている。第2章においては高齢運転者についての既存研究をレビューした上で、本調査研究の位置づけについて整理している。第3章では、交通事故に関与する高齢運転者(関与者)を対象に、事故特性・違反特性についての分析を行い、事故影響要因による法令違反の有無の違いを把握している。第4章では、第一当事者となる高齢運転者(加害者)を対象に、事故特性・違反特性についての分析を行い、無信号交差点事故を起した高齢運転者について、違反類型と事故類型との関連性から、高齢運転者の違反特性を分析している。第5章では、以上の成果を取りまとめ、高齢運転者の法令違反防止に向けた方向性について考察している。 参考文献 1) 株式会社 東京海上研究所;高齢運転者と交通事故、http://www.tmresearch.co.jp/sensor/ wpcontent/uploads/sites/2/2015/05/SENSOR_No.17.pdf (2017.3.31最終閲覧) 2) 総務省統計局;統計からみた我が国の高齢者(65歳以上) -「敬老の日」にちなんで-、http://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics97.pdf (2017.3.31最終閲覧) 3) 内閣府;平成28年版高齢社会白書 (第1章 高齢者状況)、http://www8.cao.go.jp/kourei/ whitepaper/w-2016/zenbun/pdf/1s1s_1.pdf (2017.3.31最終閲覧)

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る