高齢運転者の法令違反特性及び防止対策に関する考察
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21 4-2.基礎集計結果 本節では、高齢運転者が加害者となる事故の特性を把握するとともに、非高齢者と比較した高齢運転者の事故特徴についても分析する。ここで、高齢運転者の事故特徴を把握するために、カテゴリ変数の割合の差の有意性検定を行う。そして、事故影響要因による法令違反別の構成率の違いを把握するために、それらのクロス集計も行う。 4-2-1.事故特性分析 高齢者・非高齢者の道路形状別の割合及びその比較結果を表 4-1に示す。 • 高齢者では、割合が最も高いのは無信号交差点(36.7%)であり、次いで、単路関連(36.1%)である。 • 非高齢者と比較した高齢者の特徴について、その他広場等の割合が高くなっていることや、単路関連の割合が低くなっていることが分かる。 表 4-1 道路形状別の割合の差の検定結果(加害者) 高齢者(N=1,404) 非高齢者(N=8,703) 道路形状 割合信頼区間下限 信頼区間上限割合信頼区間下限信頼区間上限 有意性信号交差点 0.2070.179 0.2350.1840.1730.194 無 無信号交差点 0.3670.334 0.4000.3290.3160.342 無 単路関連 0.3610.328 0.3940.4520.4380.466 有 その他広場等 0.0650.048 0.0820.0360.0300.041 有 高齢者・非高齢者の時間帯別の割合及びその比較結果を表 4-2に示す。 • 高齢者では、割合が最も高いのは昼(62.1%)であり、次いで、暮(23.7%)である。 • 非高齢者と比較した高齢者の特徴について、昼の割合が高くなっていることや、その他の割合が低くなっていることが分かる。 表 4-2 時間帯別の割合の差の検定結果(加害者) 高齢者(N=1,404) 非高齢者(N=8,703) 時間帯 割合 信頼区間下限 信頼区間上限割合 信頼区間下限信頼区間上限 有意性昼 0.621 0.588 0.6540.5010.4870.514 有 暮 0.237 0.208 0.2660.2150.2030.226 無 その他 0.142 0.118 0.1660.2850.2720.297 有

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