豊田市における貨物車の走行実態に関する基礎的研究
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7走行経費減少便益走行経費減少便益は、道路の整備・改良が行われない場合の走行経費から、道路の整備・改良が行われる場合の走行経費を減じた差として算定する。なお、走行経費減少便益は、走行条件が改善されることによる費用の低下のうち、走行時間に含まれない項目を対象としている。具体的には、燃料費、油脂(オイル)費、タイヤ・チューブ費、車両整備費(維持・修繕)費、車両償却費等の項目について走行距離単位当たりで計測した原単位(円/台・km)(図●・図●)を用いて算定する。なお車種別の走行経費原単位(βj)は、各地域で独自に設定している数値がある場合、それらを用いてもよいことになっているが、その場合は原則として、数値及びその算定根拠について公表するものとしている。(出典:国土交通省,費用便益マニュアル,p.9)本研究では、現在貨物車が通行している一般道を「道路の整備・改良が行われていない場合」、高速道路利用を「道路の整備・改良が行わる場合」と位置づけ、高速道路利用による交通事故減少便益を算出する。出典:国土交通省費用便益マニュアルP9 図 3-4 走行経費減少便益の算定式
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