豊田市における貨物車の走行実態に関する基礎的研究
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43.高速道路への転換便益の試算はじめに豊田市には東名高速自動車国道、新東名高速自動車国道、伊勢湾岸高速自動車国道、東海環状自動車道の高速道路4路線、7箇所のインターチェンジがあり、高速道路ネットワークが充実している。(その他、衣浦豊田道路や猿投グリーンロードといった自動車専用道もある。)昨年度実施した豊田市内の運送事業所を対象としたアンケート調査結果(図 3-1)によると、愛知県内や中部圏内外への輸送では高速道路が利用されているが、豊田市内や近郊都市への短距離移動では高速道路が利用されていない。図 3-1 高速道路利用状況(H27 豊田都市交通研究所報告書)一方、豊田市内の一般道路で発生した交通事故のうち、大型貨物車及び中型貨物車が第一当事者となった交通事故は過去5年間(2009~2013)の平均で44.6件、そのうち第二当事者(貨物車と衝突した被害者)が死亡した事故は4件であった。そこで本研究では、運転手が不足している運輸業界における輸送効率の向上および道路交通環境の向上に資する知見を得るため、一般道から高速道路へ通行ルートを転換した際の便益を試算する。4151915201130%20%40%60%80%100%①豊田市近郊②愛知県内③中部圏高速道路の利用状況1.利用している2.利用していない3.品目によっては利用

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