豊田市における貨物車の走行実態に関する基礎的研究
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17◆走行時間短縮便益の算定手順①ルート別の道路リンク情報(起終点のノード番号、道路種別、リンク距離)を準備②リンク別に付加された速度情報とリンク距離に基づいて走行時間を算出③算出した走行時間は低速走行・信号待ちの時間が含まれずルートの所要時間よりも短く算出されるため、「ルートの所要時間」を「算出した走行時間の総和」で除した補正値を算出④リンク別に算出された走行時間・車種別時間価値原単位・補正値に基づいて、走行時間費用を算出⑤ルート毎にリンク別の走行時間費用を総和⑥一般道利用時の総走行時間費用から高速道路利用時の総走行時間費用を減じて走行時間短縮便益を算出◆高速道路料金を加味した運送事業所の便益:大口多頻度割引の概要1. 車両単位割引契約者の自動車1台ごとの1ヶ月の高速国道のご利用額に対して割引率を適用【車両単位割引の割引率】5,000円を超え、10,000円まで 割引率:10%(※20%)10,000円を超え、30,000円まで 割引率:20%(※30%)30,000円を超える部分 割引率:30%(※40%)※()内は、ETC2.0搭載車両に限り適用される割引率(平成30年3月末まで)2. 契約単位割引契約者の1ヶ月の高速国道のご利用額の合計が500万円を超え、かつ、契約者の自動車1台当たりの1ヶ月の高速国道の平均利用額が3万円を超える場合には、契約者の1ヶ月の高速国道の利用額の合計に対して10%の割引を行う。【契約単位割引の割引率】契約者の1ヶ月の高速道路の利用額合計が500万円を超え、かつ、契約者の自動車1台あたりの1ヶ月平均の利用額が3万円を超える場合は10%の割引

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