県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
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54(3)地形別・歩車道区分有無別にみた愛知県の交通事故の特徴 地形別・歩車道区分有無別にみても、全事故と死亡事故ともに、全国と愛知県の構成比の違いは、カイ二乗検定の結果統計的に有意な差が確認できた。全事故では、その他市街地での事故割合が大きい。死亡事故についても同様であるが、人口集中地区における歩車道区分なしの構成比は全国も愛知県も3%であり、差はない。 その人口集中地区の歩車道区分なしにおける死亡事故率は、全国と比較して愛知県がやや高めとなっている。 人口集中地区歩車区分あり38%23%27%18%人口集中地区歩車区分なし7%3%3%3%その他市街地歩車区分あり25%47%20%44%その他市街地歩車区分なし5%10%3%9%市街地以外歩車区分あり19%12%34%17%市街地以外歩車区分なし6%4%13%9%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%凡例全国愛知全国愛知全事故**死亡事故** 図 4-8 地形別・歩車道区分有無別の事故件数の構成比 0.5%0.3%0.6%0.4%1.2%1.4%0.7%0.4%0.4%0.4%0.4%0.7%1.0%0.5%0%1%2%人口集中地区歩車区分あり人口集中地区歩車区分なしその他市街地歩車区分ありその他市街地歩車区分なし市街地以外歩車区分あり市街地以外歩車区分なし全体全国愛知県 図 4-9 地形別・歩車道区分有無別の死亡事故率

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