県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
55/65

53(2)道路幅員別にみた愛知県の交通事故の特徴 道路幅員別にみても、全事故と死亡事故ともに、全国と愛知県の構成比の違いは、カイ二乗検定の結果統計的に有意な差が確認できた。全事故については、愛知県では特に交差点中(流入道路の幅員が13.0m未満)の構成比が特に大きい。出会い頭事故や追突事故が多いことと関係している可能性がある。 死亡事故については、交差点事故の構成比が全体的に大きい。愛知県の死亡事故は、全国と比べて交差点でより多く起きている事がわかる。 死亡事故率をみると、特に交差点大(流入道路の幅員が13.0m以上)において死亡事故率が高い。 単路5.5m未満10%8%9%7%単路13.0m未満37%37%44%33%単路13.0m以上10%8%10%11%交差点小15%12%7%9%交差点中20%28%20%25%交差点大6%4%8%12%その他4%4%2%3%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%凡例全国愛知全国愛知全事故**死亡事故** 図 4-6 道路幅員別の事故件数の死亡事故率 0.6%0.8%0.7%0.4%0.7%1.0%0.3%0.7%0.4%0.4%0.7%0.4%0.4%1.3%0.3%0.5%0%1%2%全国愛知県 図 4-7 道路幅員別の死亡事故率

元のページ  ../index.html#55

このブックを見る