県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究

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21－3.研究の流れと進め方 本研究の流れは以下のとおりである。 まず第2章において既往研究のレビューを行う。対象とする研究は、地域の違いを考慮した交通事故の特徴分析を取り扱った研究、交通事故のリスクや発生要因について取り扱った研究、交通事故と意識の関係について取り扱った研究などを中心にレビューする。 第3章では、本研究の分析に用いるデータについての解説を行う。そして第4章において、収集したデータを用いて様々な観点からの分析を試みる。ここでの分析ではまず、高齢者の事故の特徴を把握し、その上で高齢者において特に多く発生している事故に焦点を当てて様々な分析を行う。また、高齢者に注目した分析でだけでなく、14年連続で交通事故死者数ワースト１である愛知県の交通事故の発生状況についての分析を行う。 最後に第5章において本研究のまとめを行う。 なお、本研究は大同大学工学部建築学科土木・環境専攻の嶋田喜昭教授との共同により進める。