県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
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37(2)交通事故で死亡する高齢者の特徴 年齢別の交通事故死者数の推移(図 4-8)をみると、74歳以下の年齢層の死者数が減少傾向にあるのに対して、75歳以上の死者数が横ばいである。死者数に占める65歳以上の割合は半数以上を占める。また、高齢者の状態別交通事故死者数の推移(図 4-9図 4-7)をみると、歩行中がほぼ半数を占める。 交通事故死者数の削減には、高齢者の歩行中の事故を減らすことが急務である。 図 4-1 年齢別交通事故死者数の推移25) 図 4-2 高齢者の状態別交通事故死者数の推移25) 25) 内閣府:平成28年交通安全白書,2016.
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