県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
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32(4)運転の好き嫌い・運転の自信の有無 運転の好き嫌いは、回答者に「あなたは運転するのが好きですか(できるだけ自分で運転したいですか)」の問に対し、「とてもあてはまる」から「まったく当てはまらない」までの5段階で回答させた指標である。運転の自信の有無は、回答者に「あなたは自分の運転に自信がありますか(安全で乗り心地よく運転する自信がありますか)」の問に対し、「とてもあてはまる」から「まったく当てはまらない」までの5段階で回答させた指標である。 回答結果をみると、運転するのが好き、あるいは運転の自信がある人の割合がそれぞれ50%を超えている。一方で、あてはまらない(やや、全く)人の割合は10数%であり小さい。これには、自動車の利用頻度が1週間に1日以上の人を対象としていることが影響している可能性がある。 とてもあてはまる25.410.8ややあてはまる39.942.0どちらでもない23.234.3ややあてはまらない7.49.5全くあてはまらない4.13.41.あなたは運転するのが好きですか(できるだけ自分で運転したいですか)(n=1480)2.あなたは自分の運転に自信がありますか(安全で乗り心地良く運転する自信がありますか)(n=1480) 図 3-49 自動車の運転に対する意識(運転の好き嫌い、運転に対する自信) (5)交通事故や交通違反の経験 回答者の約2割が交通違反を経験したことがなく、約4割が交通事故を経験したことがない。交通違反、交通事故のいずれも、6年以上過去に経験がある割合が最も多い。 25.055.919.816.546.837.30%20%40%60%80%100%過去5年以内に経験がある6年以上過去に経験がある今までに一度も経験はない1.交通違反の経験(n=1480)2.交通事故(人身事故、物損事故、起こした、起こされた、全てを含む)の経験(n=1480) 図 3-50 交通事故や違反の経験

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