県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
30/65

28なお、このような対象者の抽出を行うには、Webアンケートのモニターを活用する必要があるため、本調査は民間Webアンケートモニターを活用し、オンラインで回答が可能なWebアンケート調査の方法を取った。 以上の考え方でサンプルの抽出を行い、調査を実施した結果、回答者として得られたサンプルの概要を表 3-4に示す。高齢者でADASありのサンプルが目標に僅かに達しなかったため、その分をADASなしのサンプルから得ることとした。 表 3-4 アンケートの結果得られたサンプル 年齢非高齢高齢ADASあり347330ADASなし347456 ここで、 ADASあり:普段よく利用する自動車に①いわゆる自動ブレーキ、②レーンキープアシスト、③ふらつき注意喚起装置、④ペダル踏み間違い加速抑制装置、⑥アダプティブクルーズコントロールのいずれか一つを搭載している人 ADASなし(あり以外):ADASをひとつも搭載していない、あるいは⑤バックビューモニターのみを搭載 (3)回答者の個人属性(性別・年齢) アンケート回答者の80%が男性であり、本データを用いた分析結果の考察を行うは男性の割合が多いことに留意することが必要である。 80.119.90%20%40%60%80%100%男性女性 図 3-44 性別構成 年齢構成は、高齢者(65歳以上)と非高齢者(65歳未満)の比較を行うためにそれぞれの回収数が概ね半数ずつとなるよう調整していることに留意が必要である。 7.015.815.543.616.10%20%40%60%80%100%10代20代30代40代50代60代70代 図 3-45 年齢構成

元のページ  ../index.html#30

このブックを見る