県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
17/65

15(3)地形および歩車区分別の交通事故発生状況 全事故の構成比をみると、全ての年齢層で人口集中地区・歩車区分ありの事故が最も大きく、32~38%を占める。次いでその他市街地・歩車区分ありの事故の割合が大きい。全年齢と比較して、特に後期高齢者では市街地以外の割合がやや大きい。 死亡事故の構成比をみると、すべての年齢層で市街地以外・歩車区分ありの構成比が最も大きい。全年齢と比較して、特に後期高齢者では市街地以外・歩車区分なしの割合が大きい。 市街地以外では、車両も歩行者も市街地内と比べて多くないと考えられるが、にもかかわらず死亡事故の割合が大きいことから、何らかの要因が潜んでいる可能性がある。 人口集中地区歩車区分あり38%36%38%32%人口集中地区歩車区分なし7%7%7%6%その他市街地歩車区分あり25%24%24%24%その他市街地歩車区分なし5%6%6%6%市街地以外歩車区分あり19%20%18%23%市街地以外歩車区分なし6%7%7%9%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%全年齢全高齢者前期高齢者後期高齢者 図 3-6 地形および歩車区分別の交通事故発生状況(全事故) 人口集中地区歩車区分あり27%23%25%21%人口集中地区歩車区分なし3%3%4%3%その他市街地歩車区分あり20%18%19%17%その他市街地歩車区分なし3%5%4%5%市街地以外歩車区分あり34%34%32%36%市街地以外歩車区分なし13%17%16%18%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%全年齢全高齢者前期高齢者後期高齢者 図 3-7 地形および歩車区分別の交通事故発生状況(死亡事故)

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る