県の特性を考慮した超高齢社会における交通安全対策に関する研究
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14(2)道路幅員別の交通事故発生状況 全事故の道路幅員別構成比をみると、全ての年齢層で単路13.0mの事故が最も多く、30~37%を占める。次いで中規模交差点の事故が多い。全年齢と比較して、高齢者では小規模や中規模の交差点事故の割合がやや大きくなる。 死亡事故の構成比をみると、単路13.0mの割合が40%前後を占め、全事故と比較して大きくなる傾向にある。全年齢と比較して高齢者では、単路5.5mや小規模交差点の割合が大きく、後期高齢者で特に小規模交差点の割合が大きくなる。 事故類型別の傾向と合わせて考えると、小規模交差点での出会い頭事故が多く発生していることが想定される。 単路5.5m未満10%10%10%10%単路13.0m未満37%31%31%31%単路13.0m以上10%6%7%5%交差点小15%18%18%18%交差点中20%24%24%24%交差点大6%6%6%5%その他4%5%5%6%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%全年齢全高齢者前期高齢者後期高齢者 図 3-4 道路幅員別の交通事故発生状況(全事故) 単路5.5m未満9%13%13%14%単路13.0m未満44%38%40%36%単路13.0m以上10%6%8%4%交差点小7%12%9%15%交差点中20%21%20%22%交差点大8%7%8%6%その他2%3%3%3%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%全年齢全高齢者前期高齢者後期高齢者 図 3-5 道路幅員別の交通事故発生状況(死亡事故)
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