助言型ISAの長期効果の計測およびインセンティブプログラムの効果検証
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-54- 抽出したトリップデータを用いて、通過した大メッシュ及び小メッシュに含まれるリンク集合を抽出し、候補対象リンク集合とする。 • GPS軌跡による大メッシュ数は5未満であるトリップデータを除外する。 • 接続点付近(15m以下)のGPSデータのみによるリンクを候補対象リンク集合から除外する。 • 大メッシュに含まれるリンクを抽出する際、リンク長をリンクコストに設定する。 • 小メッシュに含まれるリンクを抽出する際、リンク長の1/10をリンクコストに設定する。 トリップデータの起点・終点ノードと結ぶVirtualリンクを候補対象リンク集合に追加する。 • 起点・終点ノードがある大メッシュに含まれるリンク集合に対して、各リンクの一方通行の道路規制情報を考慮した上、起点・終点ノードから各リンクの接続点と結ぶVirtualリンクを候補対象リンク集合に追加する。 候補対象リンク集合内でダイクストラ法を用いて、起点ノードと終点ノード間の最短経路を探索する。 • ダイクストラ法による最短経路を利用経路として特定する。 • トリップの起点及び終点ノードと結ぶVirtualリンクの修正を行う。 特定した走行経路を用いて、各GPS座標との距離が最も近いリンクを求めて、そのリンクの上にGPS座標をマッチングする。 • 接続点付近のGPS座標を含めて全部のGPS座標を最も近いリンクの上にマッチングする。 マップマッチング結果を出力してから、次のトリップデータに適用したマップマッチング作業を継続する。 • ISAアプリの不具合によるデータを除外するために、走行経路を特定した結果中、リンク数が10未満である結果を出力しない。 • マップマッチング結果の高い信頼性を確保するために、GPS座標から特定経路に構成されるリンクのうち、最も近い距離は10mを超える場合、そのGPS座標のマッチング結果を出力しない。 • GPS座標のマップマッチング結果及び修正済みの特定経路を出力する。 ここで、留意する必要がある事項について説明を行う。のデジタル道路地図の

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