高齢者のおでかけによるQOLの変化と中山間地域のまちづくり方策に関する研究

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北設楽郡における施設の変化 2－2.北設楽郡内における移動の目的地となる施設の状況を把握するため、電話帳（タウンページ）を用いて、2008年度と2015年度における施設数を把握した結果を表 2-2に示す。医療機関、買い物先ともに大きく減少していることがわかる。 施設の位置をプロットした結果を図 2-7、図 2-8に示す。いずれの時点においても設楽町田口地区、東栄町本郷地区をはじめとして、各町村の中心部に施設が集中しているが、2008年に比べて2015年には周辺部の集落に存在していた施設が減少していることが見てとれる。 表 2-2 北設楽郡内の施設数の変化 施設 2008年 2015年 減少率 医療機関 16 14 12.5% 買い物先（食品） 66 51 22.7% 買い物先（日用品） 33 21 36.4% タウンページ各年版より作成 図 2-7 2008年における北設楽郡内の施設配置 医療 買い物先（食料品） 買い物先（日用品） 人口（H22国調） 65