シームレスな移動を支援する極小パーソナルモビリティに関する研究
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414-2.試乗会アンケートの分析結果 4-2-1.評価の視点に対する考察 アンケート結果をもとに、受容性の評価のポイントとした以下の3項目について考察を行う。 (1)現行のシニアカーには高齢者に見られたくないという抵抗があるようだが、極小PMはそれを払拭できるか。 (2)極小PMで自分の移動が変わる可能性があるか。受容性の高いターゲットはどのような属性か。 (3)極小PMをどのようなシーンで活用できそうか。 図 4-9に、極小PMによるシニアカーの悪いイメージの払拭に関するアンケート結果を示す。試乗後の回答として、被験者の25%がとても思う、40%が少し思うと回答しており、デザイン性のよいシニアカーを開発することで、悪いイメージを払拭することができ、シニアカー規格の極小PMが、健常高齢者の移動手段選択肢の1つとなりうることを明らかにした。 悪いイメージの払拭「⾼齢者になった。または、体が不⾃由になったと、周囲の人に⾒られたくないので、シニアカーには乗りたくない」という意⾒をときどき⽿にします。極小モビリティ(コモビ)は、このような悪いイメージを払拭できると思いましたか。1725%2740%1319%69%12%35%(n=67)とても思った少し思ったどちらでもないあまり思わない全く思わない無効回答 図 4-9 極小PMによるシニアカーの悪いイメージの払拭

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