シームレスな移動を支援する極小パーソナルモビリティに関する研究
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204.高齢者の極小PMに対する受容性評価 4-1.試乗会の開催 4-1-1.試乗会の目的 普段クルマを運転している元気な高齢者(アクティブ・シニア)に、現行法のもとで公道走行が可能なシニアカーとしての極小PMが受容されるか、また、極小PMと公共交通を組み合わせた移動が受容されるのかを評価することを目的とした。 4-1-2.評価の視点 受容性の評価において、以下の3点を評価のポイントとした。 (1)現行のシニアカーには高齢者に見られたくないという抵抗があるようだが、極小PMはそれを払拭できるか。 (2)極小PMで自分の移動が変わる可能性があるか。受容性の高いターゲットはどのような属性か。 (3)極小PMをどのようなシーンで活用できそうか。 4-1-3.開催日時 試乗会の開催日は、以下の3日間とした。 (1)平成27年7月28日(火) (2)平成27年7月29日(水) (3)平成27年7月30日(木) また、各開催日において、午前と午後の二部制とし、時間帯は以下の通りとした。 (1)午前の部10:00~11:50 (受付時間30分間を含む) (2)午後の部13:00~14:50 (受付時間30分間を含む) 4-1-4.実施内容とタイムスケジュール 実施内容とタイムスケジュールを表 4-1に示す。アンケートは、個人属性や日常の移動を尋ねるアンケートⅠ、極小PMの活用可能性についての説明を受けた後に回答するアンケートⅡ、試乗後に回答するアンケートⅢの3種類の構成とした。
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