シームレスな移動を支援する極小パーソナルモビリティに関する研究
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8心血管系疾患や脳血管障害等により運動機能障害を有する人たちに対して、下肢を使いながら安全で、かつ身体的負担が少ない外出を支援することを目的に開発された(参考文献 2-6)。また、過疎地域における高齢者および運動機能の低下によって歩行が困難になった人を対象に実証実験を行い、身体的負担が少なく円滑な走行が可能であり、日常的な外出支援機器としての有効性を確認している(参考文献 2-7)。 図 2-7 4輪型電動アシストパーソナルモビリティ(参考文献 2-7) 金・髙﨑(参考文献 2-8)は、新しいPMを含むコンパクト交通手段を図 2-8のように整理するとともに、安全性の異なる多くのコンパクト交通手段の共存性という観点から、中速帯の整備や通行可能地域や道路を限定するという方法を提案している。 図 2-8 コンパクト交通手段の一覧(参考文献 2-8)

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