豊田市でPHVを導入するメリットに関する実証的研究
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3 ントリップ調査データから抽出した豊田市民の自動車保有行動に関するサンプルデータを用い、豊田市民の自動車保有行動の特性を考察する。また、名古屋市民の自動車保有行動の特性と比較し、両市での自動車保有行動の共通点と相違点を明らかにする。 第4章では、2章で作成したPHVの電費・燃費推計式を、豊田市民の自動車移動トリップデータに適用し、豊田市全域でPHVの導入効果について評価し、PHVの導入メリットとしてのCO2排出量削減効果及びランニングコスト節約効果の地域特性を明らかにする。なお、第4章では、乗用車のみをPHVに買い換えることを仮定する。 そして、最後に第5章で、得られた知見と本研究の結果を踏まえたPHVの普及方策に関する提案について述べる。 参考文献 1) 地球温暖化対策推進本部.“低炭素社会づくり行動計画”.首相官邸.2008-07-29. http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ondanka/kaisai/080729/honbun.pdf,(参照2014-05-05). 2) 一般財団法人日本自動車工業会.“環境対策:次世代自動車の普及”. http://www.jama.or.jp/eco/earth/earth_03_g02.html,(参照2014-05-07) 3) 豊田市環境政策課.“平成26年度豊田市エコファミリー支援補助金”.豊田市. http://www.city.toyota.aichi.jp/division/ae00/ae01/1265400_7096.html,(参照2014-05-09)
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