豊田市でPHVを導入するメリットに関する実証的研究
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14 豊田市で地域別人口密度について、中心部の人口密度がより高く、それ以外の地域での人口密度が低いことが分かる。また、豊田市の東部は中山間地域であり、パーソントリップ調査に定められた小ゾーンの面積は大きいことが分かる。 名古屋市で地域別人口密度について、郊外の人口密度はより低く、それ以外の地域での人口密度は高いことが分かる。 3-2-4. 鉄道の整備状況 両市でそれぞれの鉄道の整備状況を図3-2(a)、図3-2(b)に示す。 豊田市で鉄道の整備状況について、愛知環状鉄道や名鉄豊田線が市内西部に通っているが、市内東部には鉄道が整備されていないことが分かる。 名古屋市では、JR線、名鉄線、市営地下鉄線などの鉄道路線の整備により、鉄道の利便性がかなり高い。特に名古屋市の中心部では、鉄道駅の密度はそれ以外の地域に比べて、より高いことが分かる。 (a) 豊田市 (b) 名古屋市 図3-2 鉄道の整備状況 3-2-5. 世帯あたり乗用車の保有台数 両市でそれぞれの地域別世帯あたり乗用車の保有台数を図3-3(a)、3-3(b)に示す。 (a) 豊田市 (b) 名古屋市 図3-3 世帯あたり乗用車の保有台数(単位:台/世帯)

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