豊田市でPHVを導入するメリットに関する実証的研究
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13 ができない。 表3-2、表3-3に示す車種保有台数のクロス集計結果の比較より、まず、豊田市では名古屋市に比べて、自動車(乗用車、軽乗用車)を保有する世帯の割合が、より高く、88.27%となる。また、豊田市では名古屋市に比べて、軽乗用車を保有する世帯の割合(36.59%)及び乗用車を保有する世帯の割合(80.70%)両方が、高くなる。このように、自動車の車種保有台数の集計結果より、豊田市は名古屋市に比べて自動車への依存性がより高いことが分かる。 表3-2 豊田市での車種別保有台数で分類した世帯割合 乗用車 軽乗用車 0台 1台 >=2台 合計 0台 0.1173 0.2602 0.2565 0.6341 1台 0.0616 0.1724 0.0760 0.3100 >=2台 0.0141 0.0274 0.0145 0.0559 合計 0.1930 0.4600 0.3470 1.0000 表3-3 名古屋市での車種別保有台数で分類した世帯割合 乗用車 軽乗用車 0台 1台 >=2台 合計 0台 0.3126 0.4052 0.1232 0.8409 1台 0.0710 0.0643 0.0139 0.1492 >=2台 0.0053 0.0038 0.0009 0.0100 合計 0.3888 0.4733 0.1379 1.0000 3-2-3. 人口密度 本章の用いたサンプルデータに含まれた世帯人数及び世帯を集計するための拡大係数を考慮した上で、両市での人口分布を得る。そして、人口分布及び各小ゾーンの面積により、地域別人口密度(単位:人/km2)を作成する。両市でそれぞれの人口密度は図3-1(a)、3-1(b)に示す。 (a) 豊田市 (b) 名古屋市 図3-1 人口密度(単位:人/km2)

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