走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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81 表 5.4 出勤時の電力消費率の特性 AverageStd. dev.AverageStd. dev.AverageStd. dev.Nothing11716815514541Air-conditioning2815811524541Headlights or wiper616112503541Total15116615514541Nothing (+w/ wiper)391258272593Air-conditioning2013513284593Heater21777254584Total6113014273593Use of auxiliary devicesTrip distance(km/trip)Highway andpublic roadsOnly public roadsRoad typewhen using a carVehicle speed(km/h)Electricityconsumption rate(Wh/km)# ofdata ③帰宅時の電力消費率 帰宅需要は、夜間に起こるため、常に前照灯の消費エネルギーを含んだ。また、充電電力量は、直流20kW充電器による数値のため、交流から直流への変換効率が含まれていない。出勤時の電力消費率との比較には注意が必要である。帰宅時の電力消費率と速度との関係を図 5.8に示した。高速道路を利用した場合、33-67km/hの平均速度、104-145Wh/kmの直流電力量消費率となった。交流電力量消費率と直流電力量消費率との比を0.8とすれば、交流電力量消費率は、130-181Wh/kmとなり、平均速度と前照灯の利用の違いを考慮すれば、出勤時とほぼ同じ数値と考えられた。一方、一般道の場合、平均速度:21-42km/h、直流電力量消費率:89-116Wh/kmとなった。交流電力量消費率に換算すると、111-162Wh/kmとなり、出勤での一般道とほぼ同値となった。 70100130160190203040506070Vehicle Speed (km/h)Energy consumption rate(wh/km)Highway using A/CPublic roads using A/CHighway without AUXsPublic roads without AUXsPublic roads using heater 図 5.8 帰宅時の経路別平均速度の分布 ④補機利用の影響 前照灯やエアコン等の補機の利用が電力量消費率に及ぼす影響を調査した。ヒーター利用は影響が大きく、電力量消費率は基本Normal性能の1.5倍になった(表 5.5)。高速道路走行の電力量消費率は一般道より高い(1.2~1.3倍)ため、高速走行におけるヒーターの利

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