走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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50 (6)最高速度の抑制と燃料消費削減効果の関係 最高速度と燃費に強い相関がある加東、高砂1のデータを用いて回帰分析を行い、最高速度の抑制が、どの程度、燃料消費、及び、CO2の削減に効果があるのかを一般化した。 図 3.39に、最高速度の増減(横軸)と燃料消費量の増減割合(縦軸)の関係を示す。一次回帰式をみると、相関係数r=0.753(決定係数r2=0.567)と強い正の相関があり、傾きが0.0146(%/(km/h))であることから、 最高速度を5km/hオーバーすると、燃料を7.3%程度余計に消費する という関係が示唆される。 ただし、これらは、最高速度と燃費に強い相関がある加東、高砂1のデータを用いたデータであることから、どのような場面で適用できるかという条件を、今後、明確にする必要がある。 y = 0.0146x -0.0414R² = 0.567-30%-25%-20%-15%-10%-5%0%5%10%-15-10-505燃料消費量の増減割合最高速度の増減(km/h)加東、高砂1(n=16) 図 3.39 最高速度の増減と燃料消費量の増減割合の関係
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