走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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46 図 3.36 参加者別の改善率の分布(4会場合計) また、会場別にみた結果を図 3.37に示す。平均改善率が18.6%と最も高くなった明石会場では、15人中10人(67%)の参加者で、改善率が10%~20%と確実に改善効果をあげているのに加えて、改善率がマイナスになった参加者はなく、改善率が0%~10%の被験者も2人と少ない結果となった。 01234567-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率明石(n=16)01234-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率加東(n=10)01234-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率高砂1(n=6)01234-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率高砂2(n=2)01234-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率淡路(n=5) 図 3.37 参加者別の改善率の分布(会場別) (4)最高速度の変化 各参加者が走行コースを1回走行したときに到達した最高の速度(各参加者の最高速度)について、会場別に集計した平均値、最小値、最大値を表 3.15~表 3.17に示す。平均値をみると、最高速度が2.1~4.3km/h抑制されていた。最低値については、高砂(34km/h)のように受講前で低い最低値となっている場合は、受講後に最低速度が大きくなった場合もあった。ただし、速度の抑制は、速度の出し過ぎを抑えるという意図であることから、

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