走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
48/90

45 算出した。なお、明石会場での参加者は20人であったが、受講前後の実地走行で異なる2種類の車両を使用しており、改善率の算出に問題があった4人の参加者を除いた。また、高砂会場では、異なる車種が利用されていたため、シエンタを利用したサンプル(高砂1)と、ヴィッツを利用したサンプル(高砂2)に分けて解析を行った。 淡路会場での改善率は小さかった(0.9%)が、その他の明石、加東、高砂1、高砂2では、それぞれ、18.6%、10.2%、7.1%、12.2%と、一般に報告されている講習会での結果(10%~20%)とほぼ同等の効果が得られた。淡路会場での講習会当日は、台風が近づいており雨の中での講習となった。そのため、受講前の実地走行でも、受講後の実地走行と変わらない慎重な運転が行われ、改善効果が小さくなった可能性が考えられる。 表 3.14 講習会の結果概要(n=39) 会場名サンプル数平均燃費_受講前平均燃費_受講後改善率_平均改善率_最低改善率_最大明石167.99.718.6%2.0%39.1%加東108.29.110.2%-1.1%21.5%高砂1610.110.97.1%-3.4%15.0%高砂2213.215.012.2%2.0%22.1%淡路59.29.20.9%-2.8%4.7% 2)参加者別の改善率 図 3.36に、4会場合計の参加者別の改善率の分布を示す。最も頻度が高いのは、改善率10%~15%で、39人中10人(26%)が該当した。改善率がマイナスとなった参加者も6人いたが、最も改善率が低い参加者でも改善率は-3.4%であり、大きく燃費が悪くなった参加者はいなかった。一方で、2人ではあるが、改善率が35%を超えるような高い改善率もみられた。 024681012-5%~0%0%~5%5%~10%10%~15%15%~20%20%~25%25%~30%30%~35%35%~40%40%~45%頻度(人)改善率全体(n=39)

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る