走行実態に基づいたスマートドライブの提案に関する研究
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37 表 3.9 走行特性の変化 車両IDターム番号13131313トリップ数1216101014131611トリップ距離 (km)10.310.323.523.63.93.914.915.0平均速度(km/h)23.724.129.227.521.320.226.725.8燃料消費量(cc/km)※アイドリングを除く74.265.080.071.041.335.835.730.8GV4GV6HEV 2HEV 3 表 3.10 エコドライブ指標の変化 車両IDターム番号13131313ふんわり発進割合20.5%44.4%10.0%12.6%11.9%4.5%41.1%32.2%非急加減速時間の割合96.3%97.9%94.4%96.1%91.4%92.9%98.0%98.2%ブレーキを踏まずに減速している時間の割合53.4%59.1%36.4%41.6%走行時に燃料を消費しない時間の割合13.1%15.2%7.4%9.9%56.7%65.3%58.1%65.5%必要な走行エネルギー(kJ/km)435409521481467443356356熱に捨てられる運動エネルギー (kJ/km)180158198167210190106106GV4GV6HEV 2HEV 3 表 3.11 エコドライブ指標と走行時の燃料消費量の相関係数 車両IDGV4GV6HEV 2HEV 3サンプル数28202727ふんわり発進-0.561-0.2140.103-0.014非急加減速-0.620-0.774-0.596-0.315早めのアクセルオフ-0.769-0.705燃料カット-0.774-0.758-0.916-0.890必要な走行エネルギー0.6330.8390.5450.211捨てる運動絵エネルギー0.6740.8190.5050.246 GV4では、全ての評価指標が改善傾向にあり、情報提供による運転操作の変化があったと考えられる。ただし、燃料消費量と各指標の相関関係をみると、強い相関関係があったのは図 3.25に示す「早めのアクセルオフ」と「フューエルカット時間割合」であったことから、燃費改善の主要因は、「早めのアクセルオフ」の実施によって、燃料を消費しない惰性走行が増えたためと考えられる。

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