公共交通としてのタクシーの活用可能性に関する基礎的研究
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66のかと思う。取り合うのはいけない。新しいサービスによって需要が出てきて、それで乗り継ぎで鉄道やバスも増えるのが一番良い。 富士宮のように行きはデマンドだが、帰りはタクシーを使うというのもある。さらにデマンドを受託することでその地域のタクシーは囲い込めるなど。 福本 豊田で想像したときに、駅からスタジアムまで歩く人が多いが、バスに乗るほどではない。でも歩くには少し長い。そういうところに頻発していると良い。上挙母の駅から丘を下ったところに住んでいる人は歩いて登るには辛いが、バスはないしあっても乗らないだろう。でも乗れる乗り物があれば、普段は使わないにしても、夜や疲れているとき、女性なら使うだろう。 加藤 シェアタクシー、運転手付きシェアカーみたいなもの。 10数年前に西濃運輸から相談を受けたことがある。そういうのができないかと。結局できなかったが。 福本 今のような話は、東濃地方で一部問題になっている団地の送迎サービスに、本当はそういうのがあれば対抗できるのではないかと思う。 加藤 多治見はそれを提示しているのに、タクシー会社が嫌だという理由でできない。福本 バスに乗るほどではないし、バスの本数は少ないが、歩いて行くにはちょっとというところはたくさんある。出張に行くと結構ある。 加藤 そういうところがデマンドになったり、非常に利用の少ないデマンドになることは避けたい。 新橋~虎ノ門なんかはどうかと言う話を考えていた。歩いている人も多い。その人たちは300円くらいだと乗るんじゃないか。そうするとジープニーみたいになる。 福本 パラトランジットになる。 加藤 ちょい乗りに近い。 福本 加藤先生のところでちょい乗りをやっていたときは、栄~大須。 加藤 栄~大須だとバスの需要になるが、もう少し郊外であればタクシーの需要になる。横浜のおでかけ交通のような感じ。今増えている。起伏があるので、駅から団地が近いといってもすごく遠いし、バスは入れない。そういうところタクシーを活用している。イメージに一番近い。ちなみに、横浜では駅前も近いので、タクシーでも入れないところもある。 福本 豊田でも五ヶ丘団地をバスが一周するのですごく時間がかかるが、こういうのがあれば、バスはまっすぐ走って、団地の中は家の前まで来てくれるというのがあればもう少し違う形もある。一周するからバスの本数も減るし、そうするとバスが当てにならないので車で出かけようと言うことになってしまう。あとは乗り継ぎ抵抗をどうするかというのはある。 山崎 みよしのさんさんバスでも、三好ヶ丘を一周するのはやめて、全部つばめ交通
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