ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
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28 4-5.画像提示による走行速度意識調査 第2回説明会時に実施した画像提示アンケート調査の分析結果について、日本人間工学会 第55回大会にて発表(6月5日~6日、神戸国際会議場、発表者:菅野甲明)した内容を以下に掲載する。 画像提示法を用いた,規制速度の明示化による走行速度意識の差異の検討○菅野甲明(中京大学大学院・院生)松尾幸二郎(豊橋技術科学大学)三村泰広(豊田都市交通研究所)山崎基浩(豊田都市交通研究所)向井希宏(中京大学) はじめに•生活道路ではゾーン30の推進が進められており、速度抑制が促されているが、現実的にはすべての生活道路で速度規制表示を行うことには困難•速度抑制効果を見込める箇所から対策を行う必要がある。また、ゾーン30地区の速度抑制に関しては狭窄部やハンプ部における速度抑制効果は可能性が示唆されている1)が、速度抑制設備のない部分についてはさらなる検討の必要性がある。1)三村他、「ゾーン30の認知が運転者の安全行動に与える影響分析」、第48回土木計画学発表会・講演集、2013

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