ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
25/90

23 説明変数パラメータP値説明変数パラメータP値定数項-1.863.44E-05生活道路2.211.00E-04自発型-2.474.24E-05幹線道路1.200.032強制型-4.873.00E-07全道路--助言型--的中率インセンティブの大きさ0.0002321.9E-07ρ277.0%0.377表-3 パラメータ推定結果 010412123121000012345640,50km/h規制区間30km/h規制区間ゾーン30区間幅員が狭い区間(最高速度30km/h)人数かなり煩わしいやや煩わしいそれほど煩わしくない全く煩わしくない走行なし 図 4-6 制限速度区間別のISAの煩わしさ 得られた結果から、各種ISAに対する受容意思構造の分析のために式(1)のロジットモデルを仮定し、パラメータの推定を行い各要因の影響度を把握する。 Pij:個人iがケースjにおいて当該ISAを受容する確率 α0、αk:パラメータxijk:ケースjにおける各条件 表4-2にパラメータ推定結果を示し、図4-7は得られたパラメータより条件別の受容確率を推定したものである。なお、インセンティブの種類は有意差がなかったためここでは除外した。推定結果より、最も受容されやすいISAは助言型であり、強制型が最も受容確率が低い。また対象道路は生活道路がもっとも受容されやすく金銭的なインセンティブを付与することでさらにその受容確率は増加することがわかる。 表 4-2 パラメータ推定結果

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る