ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
24/90
22 1%3%6%8%19%19%19%11%8%4%2%4%3%7%10%26%24%14%6%4%0%5%10%15%20%25%30%速度(km/h)フェーズ1フェーズ2 図 4-4 ゾーン30区間での走行速度別距離割合 (3)意識調査による受容性の考察 フィールド実験後に行った意識調査結果の一部を図4-5、図4-6に示す。助言型ISAにより速度に対する意識がどう変化したかを制限速度区間別にみると、全ての区間で警告が出たら最高速度以下で走ろうとする意識がみられた。特にゾーン30区間では警告が出ずとも最高速度順守意識が高くなる傾向がみられた。一方、助言型ISAの煩わしさについて制限速度区間別に聞いたところ、40、50km/h区間では煩わしいと感じると答えた人が他区間と比べやや多く、スピードの出しやすい道路では助言型ISAは受容されにくいということが考えられる。また、助言型ISAに対する支払意思額を聞いたところ「無料なら搭載したい」という回答が6人中5人であった。 030324312000000012345640,50km/h規制区間30km/h規制区間ゾーン30区間幅員が狭い区間(最高速度30km/h)人数常に最高速度以下で走行しようと思った警告が出たら最高速度以下で走行しようと思った警告が出たら最高速度以下ではないが速度を下げようと思った普段と変わらない 図 4-5 制限速度区間別の速度に対する意識
元のページ
../index.html#24