ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
20/90

18 4.第1期実験の成果 4-1.走行Logデータの整理 ISAアプリにより記録された走行実績データを用いた分析のために、下表のようにデータ項目を整理しマスターファイルを作成した。 表 4-1 走行Logデータの整理 項目名 内 容 ・ 備 考 Subject 被験者コード. Phase 実験フェーズ. TimeGPS 位置情報の取得日時(GPS側).GPS捕捉時のみ取得. TimeDev 位置情報の取得日時(端末側).基本的に毎秒に取得されるため,分析ではこちらを用いたほうが良いと思われる. yDev TimeDevの「年」. mdDev TimeDevの「月/日」.Excelで開いた時に自動的に作業年(今年であれば「2014」)が挿入されてしまうのを防ぐために先頭にアポストロフィを打ってある. hmsDev TimeDevの「時:分:秒」. Longi GPS経度(世界測地系).GPS捕捉時のみ取得. Lati GPS緯度(世界測地系.GPS捕捉時のみ取得. LongiMM マップマッチング後の経度(世界測地系).マップマッチング時のみ取得. LatiMM マップマッチング後の緯度(世界測地系).世界測地系.マップマッチング時のみ取得. Dir 方位(0-359度).GPS捕捉時のみ取得. SpeedGPS GPS瞬間速度(km/h).GPS捕捉時のみ取得.比較的正確なため,分析ではこちらを用いたほうが良いと思われる. SpeedDif GPS差分速度(km/h).GPS捕捉時のみ取得. Dist 走行距離(m).SpeedGPSを用いてデータ(1秒間)の走行距離を算出. FlgLimit 走行中の最高速度検知(0:非検知,1:検知).マップマッチング時のみ取得. FlgZone30 走行中のゾーン30進入検知(0:非検知,1:検知).マップマッチング時のみ取得. FlgOver 走行中の最高速度超過検知(0:非検知,1:検知).マップマッチング時のみ取得. FlgGPS GPS捕捉状況(0:未捕捉,1:捕捉中). FlgOver2 最高速度超過状況(0:非超過,1:超過).超過後3秒以内に最高速度以下に下がった場合は非超過.リワード,ペナルティ判定ではこちらを利用する. LinkID マップマッチング後のリンクID.マップマッチング時のみ取得. Limit 走行リンクの最高速度(km/h).リンクIDにより紐付け. Zone30 走行リンクのゾーン30規制(0:規制無,1:規制有).リンクIDにより紐付け.

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る