ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
18/90

16 図 3-5 実験日報 (2)第2回(中間)説明会 Phase1終了時に実施した第2回説明会は9月4日~13日に実施した。内容は、①走行Logデータの回収と機器設定(ISA機能の稼働設定)、②画像提示アンケート調査、③Phase2の説明(アプリによる情報提供機能の稼働)、④インセンティブプログラム適用者選出のくじ引き、⑤追加ルールの説明、を行った。インセンティブプログラムの適用者は、Reward群7名、Penalty群7名、Control群(ルール無し)6名である。 画像提示アンケート調査は「生活道路」「補助幹線道路」「幹線道路」の写真に歩行者の有無や規制速度表示有無の条件を追加した56枚の静止画像を順次ランダムにプロジェクターでスクリーンに表示し、被験者が「走行したいと思う速度」を5km/h刻みで回答するというものであり、被験者の潜在的な速度選択感覚を把握するために実施した。さらに同様の調査はPhase2終了後の第3回説明会においても実施し、助言型ISAによる速度意識の変化を分析する。 (3)第3回(中間)説明会 Phase2終了時の第3回説明会は、11月10日~20日に開催した。ただし1名の被験者

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る