ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
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15 被験者の多くはゾーン30地区内に居住しているため、ほとんどの被験者が週3~4日以上、ゾーン30内を自動車で走行している。ほぼ毎日通行している被験者は23名存在する。 3-3.実験の分割と第1期被験者の選定 第1章で述べたように、実験に用いたスマートフォンの不具合問題のため、実施時期を遅らせるとともに、使用できる端末台数が当初の予定よりも少なくなったため、実験を2期に分割した。 第1期は平成26年7月からの5ヶ月間とし、非高齢者でかつ運転頻度が比較的高い被験者から20名を選出した。高齢者はスマートフォンの扱いに不慣れであることが想定されたため、アプリの稼働が完全とは言えない状況では実験の遂行自体が困難となることも危惧され、先ずは非高齢者により先行実験を開始したことが、この選定の理由である。 3-4.説明会の開催と実施した調査 (1)第1回(事前)説明会 第1期の実験開始時の説明会は、7月12日~24日に開催した。内容は、①実験の説明、②実験機器の説明、③同意書・運転免許証写し・自動車任意保険証写しの提出、④運転特性アンケート調査(DSQ・WSQ)、⑤実験機器の取り付け、である。 また、スマートフォンと一緒に、自動車トリップ回数およびアプリ起動回数を記録する「実験日報」を被験者に配付した。これは、Logデータ整理時に確認する目的と同時に、被験者が自動車利用時にISAアプリの起動を忘れないようにするためである。 自動車への取り付けはダッシュボードに粘着ジェルシートと吸盤により固定するフォルダを用い、車内での電源供給のためのシガーライターソケット用USB充電器を設置した。 写真 3-1 ISA機器の車内設置

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