ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その2)
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10 2-3.データ遠隔収集の可能性 今回の実験では予算上の制約から、取得した走行情報の遠隔収集(モバイルネットワーク等を利用したサーバへのデータ自動送信)機能は備わっていない。そこで、既存のクラウドサービスやアプリケーションソフトウエアを活用したデータの遠隔取得方法を検討したところ、以下の方法によってWebを介したデータ収集が可能であることが確認できた。この仕組みの検証は、第2期のフィールド実験において検証する。 図 2-3 既存サービスによるデータ遠隔収集 Google Play で配布されている無料アプリ FolderSync Lite は、スマートフォン上のメモリに記録されたデータを、既存のさまざまなクラウドサービス上のフォルダに同期することができる。この機能を利用すれば、各端末に固有のGoogle IDを設定することで被験者個別にGoogle Drive を介してデータ収集することが可能である。 端末の走行Log データフォルダ Google Drive データフォルダ FolderSync により同期

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