ICTを活用した速度提示に関する社会実験(その1)
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46【参考】フィッシャーの正確確率検定 群間の独立性(群間の比率の差)を検定する方法。通例、群間の独立性を検定する際には、χ2分布を利用するが、分割表(クロス表)において、期待値が5以下の桝目が全体の桝目の 20% 以上あるか、期待値が1以下の桝目が1つでもある場合に、本法を使用する。 5-1-4.解析対象車両と全通過車両の車種割合 図5-3、5-4に解析対象車両と全通過車両の車種割合について示す。群間の比率の差を検定するフィッシャーの正確確率検定を実施したところ、午前、午後いずれにおいても有意な差があるとはいえなかった。よって、解析対象車両は、全通過車両の状況をある程度表現していることがわかる。 ※フィッシャーの正確確率検定 有意差なし 図 5-3 解析対象車両と全通過車両の車種割合(午前) 0%20%40%60%80%100%全通過車両(N=509)解析対象車両(N=108)全通過車両(N=887)解析対象車両(N=50)全通過車両(N=723)解析対象車両(N=159)事前パターン1パターン2乗用車軽自動車トラック

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